A.職安で偶然こちらの求人を見つけたことがきっかけでした。当時の私は出産・育児の長いブランクを経て、ようやく社会復帰をするタイミングでもありました。不安でいっぱいな中、こちらは育児を最優先に据えた働き方を推奨してくださる職場だと聞きました。理事長さんのお考えということでしたが、面接してくださった方々も皆さん同じ思いでいてくださり、ワークバランスなどこちらの希望にもしっかりと耳を傾けてくださいました。まずはパートからスタートしましたが、子供の成長とともに働き方を都度相談させていただくこともできました。自分らしいペースで働けるということは、自分と安心して向きあえるということでもあります。働く側のそういった思いも丁寧に汲んでくださるところがとても信頼でき、気づけば長くこちらに務めさせていただいております。
A.今は看護師長という立場にて勤務させていただいております。ご利用者さんの日々の健康管理をはじめ、スタッフ側のシフト管理や人材育成などにも力を入れて取り組んでおります。こちらには重度の介護を必要とされる方が多くいらっしゃいます。意思疎通がなかなか難しいことも実際にはよくあります。それでもスタッフたちは笑顔を絶やさず、こちらからの思いがしっかりと届くような温かな看護にこだわっています。例えば、耳の遠い方にはなるべくその方の視界に入るような場所でお声がけするように動いたり、スキンシップを積極的に取り入れてこちらの存在に気づいていただきやすいような工夫をするなど、その方にとってのより良いアプローチを一人一人が懸命に考えるようにしています。特にこの妙見荘では24時間皆さんと生活をともにします。ご利用者さんのことを丸ごと理解し、深く関われることがこちらの施設の醍醐味でもあります。一方でここで最期の時を静かに迎えられる方もいらっしゃいます。支えられてきたご家族の皆さんの思いや、普段は聞けなかったような思い出話、ご本人らしいエピソードなど、お一人お一人にかけがえのない今日までの道筋があり、ご家族の形があります。皆さんの尊い思いに触れさせていただくことで共感できることもあれば、自分自身のこれからのことを深く考えさせられることもあります。こちらに来てとても人間的な深みや厚みが増したように思います。
A.例えば普段はなかなかコミュニケーションを取ること自体が難しい方がふと顔を上げて、屈託のない笑顔をこちらに見せてくださるような瞬間はこの仕事に就いてよかったと心から思います。今は特にコロナ禍で、ご家族など会いたい方にもなかなか自由に会えない日々が続いています。ご利用者さんとご家族の気持ちをつなぐ大事な役割としても私たちがその務めをしっかりと果たし、力強くお支えできればと思います。
A.多職種共同と言って、いろいろな職種の方々と連携する現場であるがゆえに、みんなで同じ方向を見て進むことの難しさをあらためて感じることがあります。例えば古い慣例が残っていることで、それぞれの部署において「こうあるべき」という考え方が少しずつズレてしまっていることがあります。それがいずれ壁となり、なかなか打ち破れないものとなることがあります。私たちが決して忘れてはならないことは、「ここに来てよかった」とご利用者さんご本人に心から感じていただけるようなケアをお届けするということです。「これがしたい」とご利用者さんが希望されることならば、みんなで知恵を出しあってできるための最大限の方法を諦めない力のあわせ方ができればいいなと思います。そんな中で自分は看取りについての学びをもっと深めたいと考えているところです。現場で培った経験や知識をもとに、さらに専門資格などを取得することで微力ながらより良いケアの実現に貢献できればと思います。
A.こちらには常勤5名、非常勤2名の看護師が在籍しております。若手からベテランまで年齢層も幅広いです。困ったことや判断に迷うようなことがあれば、すぐに仲間たちに共有して解決できるようなチームワークを大切にしています。女性ばかりのチームです。出産や育児、ご家族の介護など女性はライフステージによって働き方の見直しを余儀なくされる傾向があります。私自身もたびたび悩んできた経験があるからこそ、チーム全体として柔軟にカバーしあえる雰囲気を大切にしたいと思います。夜勤もある仕事ですから、自分が働きやすいと思えるスタイルを最大限尊重できるように工夫しています。
A.介護の現場は前職が全く異なる業種からお越しの方も大変多くいらっしゃいます。高齢者の皆さんとの会話を楽しめる方、人が好き、心根の優しい方であれば誰でも取り組める仕事だと思います。こと看護職に関して言えば、病院と施設では求められることが少し違います。専門性の高い知識や技術よりも、「人が好き」というまさに素直な感覚を大切にしていただければご利用者さんの異変にも敏感に気づきやすくなります。
めずらグループは自分らしい働き方を全力で応援してくださる場所です。産休復帰の場を探されている方などにもおすすめです。半日勤務、短時間勤務にも対応いたしておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
A.私は新卒で入職しました。こちらの園には学生時代の実習先というご縁で大変お世話になりました。施設や先生方の雰囲気がとても良く、子供に対する声かけやかかわり方などがまさに自分の理想とする姿そのままでした。このままこちらの園で働きたいと思いました。入職して今年で3年目となりますが、当時と何も変わらない温かさで今も包んでいただいております。素直で元気な子供たちと一緒にとても充実した毎日を送っています。
A.こちらの園に通っている子供たちは、めずらグループ内で働かれている職員のお子さんたちだけでなく、地域にお住いのお子さんたちも大勢通われています。私は3歳児クラスを担当しています。20名の子供たちの担任をしています。3歳という年齢の子供たちは、「なんでもやってみたい!」という前向きな気持ちに溢れています。「こうなりたい」と思う憧れの姿に向かって、一心不乱に頑張ることができる年齢でもあります。ささやかな毎日の中で子供たちが不思議に感じたこと、発見したことなどを教えてくれるときのあの何とも言えない表情が愛おしく、子供たちと一緒に驚いたり共感できることが自分にとってかけがえのない時間となっています。今は新型コロナの影響で、保護者のみなさんにその勇姿を見ていただく機会がとても少なく残念です。園での頑張っている様子をできる限り詳細にお伝えすること、また逆にご自宅での様子にしっかりと耳を傾けることを大切に考えています。
私が仕事をする上でいつも心がけていることは、笑顔と感謝の気持ちを忘れないことです。それは子供たちに対してだけでなく職員に対しても同じです。先輩たちは何か困ったことがあればすぐに手を差し伸べてくださり助けてくださいます。いつでも相談しやすい関係性がありますし、「みんなで解決しよう!」と団結してすぐに動き出せるフットワークの軽さにいつも助けられています。
A.ささいな日常の中にも「こんなことができるようになったんだ!」「こういう表情をするんだ!」といった子供たちに対する気づきがよくあります。「あのとき一緒に頑張ってみて本当によかった!」としみじみ思うこともあり、親御さんと同じ目線に立って子供たちの成長を喜び、味わせていただいております。「できた!」の瞬間を一緒に体感できることが何よりもこの仕事のおもしろさでありやりがいです。
A.一年間という長期にわたって子供たちと過ごす中で、あらためて子供たちの笑顔が自分の原動力になっていることを感じます。「仕事って大変だな」と漠然と感じていた学生時代などと比べると、子供たちの穏やかな日常を守る責任は自分にあると強く感じるようになりましたし、諦めずに何度も挑戦する自分に変わりましたね。
A.春からまた3歳児クラスの担任になります。今年度足りなかった部分を反省し、来年のクラスに活かすことができればと思います。年齢が1歳、数カ月違うだけでも子供たちのできることできないこと、感覚や生活スタイルなども大きく変わります。まだまだ反省することのほうが多い毎日ですが、成長の間にある驚きや味わいをこれからももっと楽しんでいけたらと思います。
Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。
A.女性ばかりのパワフルな職場です!若手からベテランまで年齢層も幅広く、何か困ったことがあればすぐに誰かが相談に乗ってくださるような温かさがあります。新人時代には1対1で先輩がついてくださり、親身になってご指導いただきました。一人だけで悩み事を抱えて思い悩むようなことはありませんでしたし、プライベートな相談にもよく乗っていただきました。本当にさまざまな面で先輩方からは良い刺激をいただいています。行事の多い時期などには勤務時間が少し長くなることもありますが、誰かが大変そうならみんなが自然と手伝って、少しでも早く退社できるようにと協力してくださいます。育児やご家庭と両立されている方もこちらには多くいます。働きやすさにもしっかりとこだわっている職場ですので、メリハリもしっかりとつけられています。
A.こちらは職員の信頼関係がとても厚く、とても働きやすい職場です。子供が大好きで笑顔が素敵な方であれば誰でも始められる仕事だと思います。発達段階によって個人差や変化がとても大きい年代の子供たちです。一人一人の気持ちに一生懸命寄り添おうと努力できる方とぜひ一緒に働きたいですね。ご興味のある方は是非お問いあわせいただければと思います。
A.ケアマネージャー資格を取得し、居宅という新しい分野にチャレンジしてみたいと思ったことがきっかけでした。こちらに来る以前は施設の介護職員として10年ほど勤めました。長く施設の中にいると、ご利用者さんたちのもともとの生活のご様子が見えづらくなってしまい、それゆえ自分のケアのあり方にも疑問を感じるようになりました。住み慣れたご自宅で老いるということは、当たり前のようで難しいことです。どんなに手厚いサポートを受けようとも、ご自宅での自分らしい生活に勝るものはありません。本来のその方らしい生き生きとした笑顔をそのままにお守りしたいと考えるようになりました。こちらは関連施設も非常に多いため、さまざまな支援の形を知ることができるのは自分にとっても大いに視野が広がることと感じこちらを希望しました。
A.ご利用者さんのご自宅にお伺いしてご意向をお聞きし、適切な介護保険サービスの調整を行うことが私たちの仕事です。初めて介護保険をご利用される方にとっては複雑なルールや諸手続きは非常に難解なものです。不明点や不安なお気持ちをひとつひとつ取り除きながら、難しいお話もできるだけかみ砕いてご説明させていただくことを心がけています。こちら側の考えを押しつけるのではなく、たとえ時間がかかってもご本人の思いや将来的なビジョンをしっかりとご自身で描いていただけるようにお話させていただくことを大切にしています。この仕事は何よりもお互いの信頼関係が不可欠です。看取りを含めた長期的な視点を含めたケアが必要とされます。だからこそ、その方の生き方といったものに直接的に触れる仕事になりますし、ご自宅でのかけがえのない生活を守りきるひとつの砦でありたいと思います。ご家族などとも密に連携しながらベストな協力体制を整えることが重要です。認知症や病気の進行なども年月を重ねるにつれて複雑化します。ご本人の力、ご家族の力、地域の力が一体となることでその方らしい生き方が叶えられることとなります。在宅でサポートされる側においても一人一人の思いがあり、一遍通りのプランにはできません。丁寧に心を傾けながらその方にとっての最善のアプローチは何かと模索する日々です。
A.やはりご本人やご家族の方から感謝の言葉をいただくときですね。ご本人がお元気になられて、念願だったご自宅での生活を叶えられる際にもその満面の笑みに救われます。私たちの仕事は目に見える成果がわかる仕事ではありません。難しさの中にも一人一人の思いをしっかりとお支えできたと実感できる瞬間が何よりもやりがいを感じるひとときです。
A.さまざまな制限が伴う施設においては、ご自身で生活スタイルをお選びいただくことはなかなか難しいことでした。こちらに来てあらためて自分らしい生活を実現するということがどれほど幸せなことなのか、そしてそれを叶えるためにどれだけ多くの人が手を取りあって支えあっているのかを切実に感じるようになりました。少し先の目標をご一緒に考えながら、そこに向けて確かな歩みを進めていく―その方らしい生活をご一緒に作り上げるやりがいや価値をあらためて感じます。
A.私は認知症ケア専門士の資格も取得しておりますが、まさにケアマネージャーの仕事においては認知症はますます切り離せないものとなっています。長年現場で得た知識と経験を、もっと在宅の場にもお伝えしたいと思います。特にご一緒に暮らすご家族においては、認知症に対する理解が不足していることで大きなご不安をお抱えです。ご家族ゆえの率直な思いをしっかりと受け止めさせていただきながらも、さまざまなご提案をもとに少しでもその心の負担を軽くして差し上げることができればと思います。
A.こちらには常勤4名、非常勤1名の計5名のスタッフがいます。看護師や介護福祉士、管理栄養士といった資格を併せ持つスタッフもいて、その守備範囲の広さが自慢のチームです。関連各署との連携も活発に行われており、情報交換の機会も随時設けられているので困ったことがあればなんでもすぐに相談しやすい環境です。教育体制も充実しており、新人さんには先輩スタッフがしっかりとついて指導いたしておりますので安心です。
A.人と人とがふれあう現場ですから、まずは「人が好き」ということが大前提となるお仕事です。情熱を持って相手の思いに真摯に耳を傾けられる方とぜひ一緒に働きたいですね。ここは子育てをしながら働く方を力強く応援してくださる職場でもあります。急なお休みにもみなさん理解があり、助けてくださる優しい方たちばかりです。ぜひここで一緒に働きませんか?
A.この仕事に就いてからは10年以上となります。出産や育児でブランクを挟みながらも、この仕事が大好きで続けられています。入職のきっかけは、子供がこちらのこども園に通っていたことでした。連絡帳に挟み込まれていたお知らせを見つけて、ぜひここで働きたいと思いました。こども園の園長先生がこちらの理事長さんでもあることをそのとき初めて知りました。子供の園生活を通じて先生の尊敬できる人柄や優しさには日々感銘を受けておりましたので、「ここでなら長く安心して働き続けられる」と確信しました。実際、施設の見学に訪れた際にも、園長先生の温かな思いがスタッフの皆さんの中にもしっかりと共有されていることを感じ、とても感動したことを覚えています。
A.介護士の仕事はご利用者さんの身の回りのお手伝いが中心です。移動される際の補助、食事の介助、入浴介助、排便介助など、ご利用者さんが日常生活を営む上で必要とされるさまざまな場面でのサポートを行います。さらに私は介護士長という立場に就かせていただいていることもあり、スタッフの育成や管理といった面においても力を入れて取り組んでいるところです。
こちらにいらっしゃるご利用者さんは90歳以上の方がほとんどです。認知症を患われている方も多いですし、看取りを含めたケアを必要とされる方もいらっしゃいます。だからこそ一日一日を大切に、私たちができる最善のことは何か、日々自問自答しながらご利用者さんとは向きあうことを意識しています。一人一人の方にご事情があります。それはご利用者さんだけではなく、スタッフ側も同じことです。得意なこと、苦手なこと、発揮する能力も人によってさまざまです。介護の現場は特にチームワークがものを言う現場でもあります。一人一人が心をひとつにして同じ目標を見据えて進んでいくことができなければ、本当の意味でご満足いただけるケアは実現されません。「ここに来てよかった」と最後に心から思っていただけるような居心地の良い場所を目指して、これからもご利用者さんの皆さんを力強くお支えできればと思います。
A.何と言っても一番はご利用者さんの笑顔ですね。この仕事は何が正解かはっきりしたものはありません。だから「ありがとう」という言葉をいただけたときには何かひとつ正解らしいものに近づけたのではないかと胸をなでおろすことができます。寝たきりの方や認知症がかなり進行されている方の中には意思疎通が難しい方もいらっしゃいます。そんな皆さんがふとした瞬間に本来の素敵な笑顔を取り戻されたときなどにも、その方との確かな絆を感じられて嬉しく思います。
A.こちらの施設では自分がこうしたいと思うことがあれば、「どんどんやってみなよ!」と上司の皆さんが背中を押してくださいます。それが若手だろうとベテランだろうと分け隔てなく挑戦することを応援してくださいます。だからこそもっと学びを深めたいと積極的に考えられるような自分になりましたし、失敗を過度に恐れない自分に変わったように思います。
A.特に認知症に関してはエキスパートと言われる領域にまでいつの日か到達できればいいなと思います。そのためにも個人的な目標としては、今は指導者資格の取得に向けてチャレンジしたいと勉強を始めているところです。チームとしての目標は、今以上にみんなが一丸となって同じ目線で努力できるような関係性を深められたらと思います。
A.現在介護士は32名、2チーム体制で勤務しています。比較的若手が多いですが、一人一人自分の強みを活かしながら活躍できる現場です。男性スタッフも今では多くなりました。夜勤専従で働くなど、希望に沿った自分らしい働き方を相談できる職場でもあります。育児と両立しているスタッフも非常に多く、「子育ては今しかできないこと。だからこそ今の時間を大切にしなさい。」と理事長自らがよく声をかけてくださいます。その思いをみんなが理解し、自然と助けあえる温かな雰囲気がここにはあります。働く側の思いにもここまで手厚く耳を傾けてくださる職場は他にはないのではないでしょうか。
A.介護の仕事は「人が好き!」と思う気持ちから始まるものだと思います。専門的な技術や知識などは、実際に現場を経験してこそ積み上がるものだと思いますので、まずは目の前の相手と素直に向きあって自分が感じることを大切にしていただきたいと思います。接客業をされていたような方にもとても向いている仕事だと思いますよ。やりがいに溢れた楽しい仕事です!ぜひご興味のある方はお問いあわせください。
A.職安で偶然こちらの求人を見つけたことがきっかけでした。当時の私は出産・育児の長いブランクを経て、ようやく社会復帰をするタイミングでもありました。不安でいっぱいな中、こちらは育児を最優先に据えた働き方を推奨してくださる職場だと聞きました。理事長さんのお考えということでしたが、面接してくださった方々も皆さん同じ思いでいてくださり、ワークバランスなどこちらの希望にもしっかりと耳を傾けてくださいました。まずはパートからスタートしましたが、子供の成長とともに働き方を都度相談させていただくこともできました。自分らしいペースで働けるということは、自分と安心して向きあえるということでもあります。働く側のそういった思いも丁寧に汲んでくださるところがとても信頼でき、気づけば長くこちらに務めさせていただいております。
A.今は看護師長という立場にて勤務させていただいております。ご利用者さんの日々の健康管理をはじめ、スタッフ側のシフト管理や人材育成などにも力を入れて取り組んでおります。こちらには重度の介護を必要とされる方が多くいらっしゃいます。意思疎通がなかなか難しいことも実際にはよくあります。それでもスタッフたちは笑顔を絶やさず、こちらからの思いがしっかりと届くような温かな看護にこだわっています。例えば、耳の遠い方にはなるべくその方の視界に入るような場所でお声がけするように動いたり、スキンシップを積極的に取り入れてこちらの存在に気づいていただきやすいような工夫をするなど、その方にとってのより良いアプローチを一人一人が懸命に考えるようにしています。特にこの妙見荘では24時間皆さんと生活をともにします。ご利用者さんのことを丸ごと理解し、深く関われることがこちらの施設の醍醐味でもあります。一方でここで最期の時を静かに迎えられる方もいらっしゃいます。支えられてきたご家族の皆さんの思いや、普段は聞けなかったような思い出話、ご本人らしいエピソードなど、お一人お一人にかけがえのない今日までの道筋があり、ご家族の形があります。皆さんの尊い思いに触れさせていただくことで共感できることもあれば、自分自身のこれからのことを深く考えさせられることもあります。こちらに来てとても人間的な深みや厚みが増したように思います。
A.例えば普段はなかなかコミュニケーションを取ること自体が難しい方がふと顔を上げて、屈託のない笑顔をこちらに見せてくださるような瞬間はこの仕事に就いてよかったと心から思います。今は特にコロナ禍で、ご家族など会いたい方にもなかなか自由に会えない日々が続いています。ご利用者さんとご家族の気持ちをつなぐ大事な役割としても私たちがその務めをしっかりと果たし、力強くお支えできればと思います。
A.多職種共同と言って、いろいろな職種の方々と連携する現場であるがゆえに、みんなで同じ方向を見て進むことの難しさをあらためて感じることがあります。例えば古い慣例が残っていることで、それぞれの部署において「こうあるべき」という考え方が少しずつズレてしまっていることがあります。それがいずれ壁となり、なかなか打ち破れないものとなることがあります。私たちが決して忘れてはならないことは、「ここに来てよかった」とご利用者さんご本人に心から感じていただけるようなケアをお届けするということです。「これがしたい」とご利用者さんが希望されることならば、みんなで知恵を出しあってできるための最大限の方法を諦めない力のあわせ方ができればいいなと思います。そんな中で自分は看取りについての学びをもっと深めたいと考えているところです。現場で培った経験や知識をもとに、さらに専門資格などを取得することで微力ながらより良いケアの実現に貢献できればと思います。
A.こちらには常勤5名、非常勤2名の看護師が在籍しております。若手からベテランまで年齢層も幅広いです。困ったことや判断に迷うようなことがあれば、すぐに仲間たちに共有して解決できるようなチームワークを大切にしています。女性ばかりのチームです。出産や育児、ご家族の介護など女性はライフステージによって働き方の見直しを余儀なくされる傾向があります。私自身もたびたび悩んできた経験があるからこそ、チーム全体として柔軟にカバーしあえる雰囲気を大切にしたいと思います。夜勤もある仕事ですから、自分が働きやすいと思えるスタイルを最大限尊重できるように工夫しています。
A.介護の現場は前職が全く異なる業種からお越しの方も大変多くいらっしゃいます。高齢者の皆さんとの会話を楽しめる方、人が好き、心根の優しい方であれば誰でも取り組める仕事だと思います。こと看護職に関して言えば、病院と施設では求められることが少し違います。専門性の高い知識や技術よりも、「人が好き」というまさに素直な感覚を大切にしていただければご利用者さんの異変にも敏感に気づきやすくなります。
めずらグループは自分らしい働き方を全力で応援してくださる場所です。産休復帰の場を探されている方などにもおすすめです。半日勤務、短時間勤務にも対応いたしておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
A.私は20代の頃から訪問介護の現場に携わって30年以上のキャリアとなります。入職したきっかけはこちらのヘルパー長との出会いでした。ちょうど私が転職を考えていた時期に「うちで働いてみない?」とお声がけいただいたのがきっかけでした。こちらに来る以前はスタッフの育成や教育といった分野に長く軸足を置いて活動してまいりました。そういった私の経験に大きな期待を寄せていただいたこともありがたく、ぜひこちらでお力になりたいと思いました。また、さまざまな介護の形がある中でも私は訪問介護の現場が一番好きです。また現場に出て、ご利用者さんと直接ふれあえることもとても楽しみでこちらを選びました。
A.こちらではスタッフは2チームに分かれて活動しています。ひとつは有料老人ホーム「めずら園」をご利用いただいている皆さんの各お部屋にお伺いして、必要となる身の回りのお手伝いをさせていただくチーム。もうひとつは近隣地域にお住いの方々のご自宅に伺って生活支援をさせていただくチームです。私は後者に属しています。ご高齢の方のみで生活されている世帯や一人暮らしを頑張られている地域の皆さんのご自宅を訪れ、掃除や入浴の介助、買い物のお手伝いなどといった日常生活の中でのお困りになられていることを中心にサポートさせていただいております。一日に多い日で5~6件ほどのご自宅を回らせていただくこともあります。重度の介護を必要とされる方や認知症など専門的なケアを必要とされる方もいらっしゃいます。私はサービス提供責任者という立場でもあります。訪問介護の現場において最も重要なことはご利用者さんとの信頼関係だと考えています。「来てくれてありがとう」と本当に心の底から言っていただけるような関係を目指して、スタッフは一人一人それぞれの場所で力を尽くしています。接遇や笑顔で接することの大切さはもちろん、それ以上に大事なのは「この方のために自分はどうあるべきなのか」という問いに対して真摯に考え続けることだと私は思います。スタッフに対してもご利用者さんのお気持ちをしっかりと受け止め、心の奥深い部分で真につながってほしいと日々伝えています。
A.訪問看護を必要とされている方は、今のご自分の生活に大変な不安を抱えられています。「いずれこの家で暮らせなくなるのでは?」といったご不安は、私たちが想像している以上に苦しくお辛いものです。そういった思いを少しずつ私たちが取り除くことで「この家で生きていけるんだな」とほっと胸をなでおろしていただけます。私たちの訪問日をとても楽しみに待っていてくださるご利用者さんも多いです。強い絆を感じられた時の笑顔は本当に格別であり、この仕事をしていてよかったと心からやりがいを感じられています。
時代の流れとともに、施設における生活も手厚くサポートされるようになってまいりましたが、やはり慣れ親しんだご自宅で最期の瞬間まで過ごしたいという思いは誰もが持つ本音です。しかし、弱った体や気力がその自信をどんどんと奪ってしまいます。「家族には心配をかけたくない」という優しさも相まって、本音を心の内に押し込んでしまわれる方も多く見受けられます。私たちはそういった思いに悩まれる皆さんを一人でも多く救うことのできる最後の砦でありたいと願っています。
A.訪問介護はその方の生きる力を精一杯引き出すお手伝いでもあります。その一方で命の限りを目の当たりにさせられることもあります。例えばAさんに対して反省することがあっても、同じAさんでもう一度挑戦させていただくことが叶わないケースもあります。かといって別の方にその反省がそのまま活かせるかというと、十人十色の介護の形の中でそれもまた難しいことです。「あの時こうすればよかった」などといった後悔や反省の思いを今残してはいけない仕事だとあらためて身が引き締まる思いがします。介護の世界は日々のそういった気づきや学びを繰り返しながら進んでゆく奥深い仕事でもあります。これからも目の前の方のために真摯に向きあう姿勢を大切にしたいと思います。
A.こちらには12名の介護士がいます。20代からベテランまで年齢層は幅広いです。育児やご家庭のご事情と両立しながら働かれている方も多いので、自然とお互いを思いやって助けあえる温かなチームワークがあります。またここは自分らしい働き方をとても応援してくださる職場です。「フルタイムで働きたい」「まずは短時間から始めたい」といったそれぞれの思いに精一杯応えられるような組織作りにこだわっているので安心してご相談いただいています。